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Facebook
今更かもしれませんが、Facebook、mixiなどのSNS。
アメブロ、はてなダイアリーなどのブログサービスが爆発的に普及しましたね。
もはや誰もがインターネット上で1つの自分のコンテンツを持っているのではないでしょうか。
今日はSNSの公開設定の怖さについてお話します。
Facebookを一例にして取り上げますが、Facebookは本名で利用されている方が殆どかと思います。
たまに、Facebookで友達でもないのに、タイムラインや友達リストを全体公開している方がいます。
はっきり言って
本名で私生活がダダ漏れです。
それとFacebookにある「タグ付け」機能。
あなたが「全体公開設定」で「タグ付け」した日には相手がいくら限定公開設定をしていても、あなたのタイムラインから
相手の方とあなたが一緒にいたことがダダ漏れです。
公開設定次第で、FacebookやmixiなどのSNSはアカウントさえ持っていれば他のブログサービスとなんら変わりません。
ブログはハンドルネームでやっている方が殆どなので個人特定は難しいでしょうが、Facebookは本名でやっている分、個人特定した状態であなたの私生活が全て漏れてしまします。
(これらを理解した上で本名でブログとして利用されている方も多数います)
2013年12月のトレンドマイクロの調査結果によると就活生の8割がSNSで日常を「不特定多数に公開」しています。
「SNSに投稿する際に、どの範囲まで情報が公開されるかについて意識しているか」という質問に対しては、「意識していない」と回答した割合が社会人29.4%に比べて就活生35.5%と、就活生は情報公開への意識がやや低いことが伺える。
引用元:~就活生の8割がSNSで日常を「不特定多数に公開」~
おいおい…3割近くもいるのか…日本大丈夫か…?
全体公開していた時にどうするのこれ?という場合の例を3点あげます。
就職先を探しているとき
これから就職をしようとしている斎藤さんと山田さんという方がいます。
採用人数は1人です。どちらも特に面接で問題はありませんでした。
採用担当者がどちらにしようか迷っているところ、ちょっとFacebookで検索してみようかと検索をかけたところ
斎藤さん:非公開
山田さん:「やっべー!!今日もお酒飲みすぎて女の子といちゃいちゃしすぎた。てへぺろ(写真あり)」
これが決めてとなるかは分かりませんが、僕が採用担当なら斎藤さんの方を間違いなく採用します。
投稿内容云々より、それを全体公開していることに不安を抱きます。
「この人、会社の丸秘事項を漏らしちゃうんじゃないの…?」となってしまいます。
恋人とのログ
たけるくんという男性と、とし子さんという女性が付き合っていたとします。
とし子さんは日常をFacebookで全体公開にしていました。
たけるくんととし子さんの恋愛がづっと続けばよいですが、何かのきっかけで別れました。
とし子さんが「それもまた人生」とそのまま投稿を残そうが、「これは黒歴史だ」と投稿を消すのは勝手ですが、とし子さんはマメなのでたけるくんとの日常をタグ付けして投稿していました。
たけるくんに新しい彼女ができて新しい彼女がたまたまとし子さんのFacebookを見つけて「えー!!前の彼女こんな子だったのー!?」という話になりました。
たけるくんが「何で全体公開にしてんの!?消してや!」と言われ、とし子さんは何百件もある投稿を消すハメになります。大変ですね。
自分の顔写真が他の人に使われたとき
あたながプリクラなり、自撮りなりで写真をSNSにアップロードしました。
全体公開にされているあなたの写真を第3者がインターネット上で使用したとします。
「なんで私の写真を勝手につかうのよ!」
「いやいや…だってあなた自分で自分の写真アップロードして全体公開してたでしょ?見てほしいんでしょ?」
まあこんなところでしょうか。
3つ目の最後の例は肖像権の話も絡んでくるので、一概にはいえないかもしれませんが、少なくとも、写真をアップロードして全体に公開しているのはあなたです。
相手側も勝手に写真を使ったのはどうかとは思いますが、インターネットに公開する限り、あなたもそういう事が起きうるということを自覚して投稿をしなければなりません。
公開設定を知っていて、「俺(私)、自分の私生活を見てほしい!」という方には得に何もいいませんが、公開設定を知らずに投稿を公開されている方も実際にいらっしゃいます。
「そんなの知りませんでした」であなただけの問題で終わるのであればいいですが、それが他の誰かに迷惑をかけているかもしれません。
僕もSNSを利用して他の人が移った写真の投稿はしていますし、投稿を全体公開するのが悪いとは思いません。
インターネットを使っている以上、「どこからがOK」「どこからがNG」という境界を作るのは難しいところですが、インターネット上の何かのサービスを利用するにあたり、最低限の知識はもった上で利用すべきです。
Facebookの一例を出しましたので、投稿の公開設定の変更方法のリンクを載せておきます。
自分の生活を友達に簡単に見てもらえるようになった今の世の中。
うまくサービスを利用したいものですね 🙂