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SNS
Twitterであなたの個人情報が漏れているかもしれないというお話をします。
- 「ハンドルネームでやっているから大丈夫!」
- 「自分の顔を乗せる時はこうやって隠してるから大丈夫に決まっているじゃん」
- 「位置情報もOFFでつぶやいてるからまさに完璧」
- 「鍵アカウントだから公になることはないって」
と、なにをいまさら…って思われる方も多いかもしれません。
甘いです!!!そう思っているあなたが一番危ないです!!!!
と書いたのは、Twitterに慣れてくると、Twitter公式以外のアプリを使うようになる方も多いのではないでしょうか。
(Janetter、ついっぷる、twiccaなどのサードパーティー製のtwitterアプリです。)
使っていくうちに写真を添付しての投稿が増えてくるかと思います。
ハンドルネームや顔を隠している場合、ついついおちゃらけた画像をアップロードしがちかと思います。ここに落とし穴があります。
個人情報が漏れてしまうケース
仮に写真を撮影して、有名どころでないTwitterアプリで写真を投稿したとしましょう。
写真データにはGPSを使用した位置情報が含まれています( EXIF 情報といいます。EXIFには位置情報以外にも様々な情報が含まれています)
見えないところにも個人情報は隠されているものなのです。
これは実際に僕のiPhoneで撮影した写真の情報です。位置情報が載っています。カメラの標準設定が位置情報ONになっているのです。
「えー数字だけじゃーん?こんなんじゃ分からないってー 😆 」
そう思われるかもしれませんがこの写真だけで以下の情報が分かってしまいます。
そういえば、この写真は3月に姫路にツーリングにいったときの帰りに撮影した写真でしたね。うーん、写真って便利(笑)
解決方法
ではiPhone5( iOS ver 7.1.1 )を例にして位置情報を付与しない方法を教えます。
「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「カメラ」の位置情報をOFFにしてください。
これで標準のカメラアプリで撮影しているのであれば位置情報が写真データに載らなくなりました。
この設定で撮影した情報がこれです。位置情報が消えています。
例えば
- 芸能人ばりに無茶苦茶可愛い子が「今日はお家でオムライスつくったわ♪」と本人は載っていないオムライスの写真を投稿
- 「家の近くのスシ○ーで醤油一気飲み、なう」
とつぶやいたとしましょう。これであなたのお家の場所がほぼ特定されてしましました。必要でないことを呟いて炎上した際に、個人特定したがる人が現れたらあなた人生を棒にふってしまいますよ。
Twitterの公式画像アップロードサービスは位置情報を自動で削除してくれますので、この設定を行わなくても今のところ大丈夫ですですが
「公式アプリや位置情報を削除してくれるTwitterアプリを使ったら大丈夫だね!」
とは書きません。
これらのアプリが位置情報を消してくれるのはそのアプリの仕様であり、いつ仕様が変わってもおかしくありません。
仕様が変わった場合、アップデート内容に記載されるかもしれませんが、アプリをアップデートする際にすべて内容を確認していますでしょうか?
それに世の中のアプリに不具合が1つもないアプリなどありません。もしかしたらEXIF情報の削除部分に欠陥があるかもしれません。
まとめ
個人特定されたくないのであれば、Twitterに限ったことではなく
- 「個人情報」を載せたものを投稿しないこと
- 使用するサービスについて最低限の知識を知っておくこと
です。
さいごに
いかがでしたでしょうか。今回はTwitterを例に情報についての便利さと怖さを伝えてみました。
うまく利用すればコミュニケーションツール、広報ツールとして最大限に活用できるTwitter。ですがこれだけは覚えておいてください。
「便利」なものはひとつ間違えれば、人生を棒に振ってしまう「凶器」になってしまうことを。