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ブログの知識
ブログを見ているとよく、このように他の人のツイッターの投稿を埋め込んでいるサイトがありますよね。(今回はこのブログのアカウントにします)
雑記ブログ「たむらんち」でどのようなコンテンツがあるかは以下で分かります(^^) http://t.co/SUnEXPOJz6
— たむらくん@たむらんち (@cotteri) 2014, 8月 1
今回は、一般人のツイートの投稿も引用するのに許可が必要かという話についてです。結論からいうと不要です。
Twitterの利用規約にはなんと書いてあるか
ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介して、自ら送信、投稿、または表示するあらゆるコンテンツに対する権利を留保するものとします。ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介してコンテンツを送信、投稿、表示することをもって、媒体または配布方法 (既知のまたは今後開発されるもの) を問わず、かかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、改変、修正、公表、送信、表示および配布するための、世界的な非排他的ライセンスを (サブライセンスを許諾する権利と共に) 当社に対して無償で許諾するものとします。
Tip このライセンスによって、ユーザーは、当社や他の利用者に対し、ご自身のツイートを世界中で閲覧できるようにすることを認めたことになります。
つまり、Twitter社以外の利用者に対しても、投稿の引用は許可したことになります。ただし、スクリーンショットについては許可が必要かは一概には言えないようです。結論はでていないようですが、スクリーンショットに関係する議論のリンクを載せておきます。
もちろんTwitter自体が埋め込み用のHTMLを無償で提供している
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<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>雑記ブログ「たむらんち」でどのようなコンテンツがあるかは以下で分かります(^^) <a href="http://t.co/SUnEXPOJz6">http://t.co/SUnEXPOJz6</a></p>— たむらんち (@cotteri) <a href="https://twitter.com/cotteri/status/495031527969804288">2014, 8月 1</a></blockquote> <script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> |
これが公式Twitterが提供している埋め込み用のHTMLです。ちゃんと引用タグ(blockquote)で囲ってありますね。ボタン一つで取得可能です。リプライも埋め込み用のHTMLが取得可能です。HTMLの取得方法は以下に記載されてます。
Twitterが提供している埋め込みHTMLは元投稿が削除された場合、引用文のみ残り、投稿に含まれた画像はアカウントも削除された場合、見ることができなくなります。
鍵アカウントの投稿の場合は埋め込み用のHTMLの作成メニューが出てきませんでした。さすがに鍵アカウントの投稿は使うなということでいいのではないでしょうか。
「個人のつぶやきを勝手に使ってブログに掲載してんじゃねえよ!」という意見があるとしたら
うーん…それも一理あると言いたいですが、冒頭に利用規約の話も出しましたが、Web上に全体公開している以上これは無理な話です。
ツイッターのツイートは著作権ではなく、むしろ無断で使ってもいいという環境、すなわちルール(利用規約)になっています。そもそも140字程度のつぶやきでは、他人とツイートがかぶるなど著作権を行使するには当たらないようなものがほとんどです。
しかも、ツイッター側は「そのような無断引用があることを了承したものとしてサービスを提供している」というスタンスです。要するに「だからこそみんなが無料で使えるようになってるんだよ」、ということです
上記の著作権に関する部分に説明を足しておくと、引用ではなく転載の場合、いわゆる「パクツイ」の場合はツイートであっても著作権法違反に当たると柿沼弁護士が仰っています。
他人のつぶやきを盗んでツイートする「パクツイ」 弁護士が「著作権法違反」と警告
引用と転載の違い、つぶやきに関する著作権については以下を参照してください。
このブログも別のサイトに実際リンクが張られていますが、僕も一般市民が書いているブログなわけですし、だからといってリンク掲載、引用に許可をくれとは思いません。逆にツイッターでリンクを呟く際にいちいち許可はみなさん取っていないかと思います。
「ハイパーリンクを貼るにはリンク先のサイト管理者に対して許可を取るべきだ」という考えが前提にあるが、この前提はハイパーテキストによる情報の結合・情報 資源の共有という Web の理念からは程遠い。よって、記述のあるなしに拘らず、すべてのウェブページはリンクフリーであると言える。
公開している先がTwitterというサービスを使用しているか、自分のサービスで公開しているかの違いだけです。
使ってほしくなければ、そもそも何故その投稿を全体公開でウェブ上に上げたかという話になってきます。
まとめ
誰の投稿であろうが、全体に公開されている投稿の引用は許可は不要です。ただし、スクリーンショットの使用について許可が必要かどうかは不明です。参考になりましたら幸いです。